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岩崎力《西夏建國史研究》出版

发布日期:2019-01-30 原文刊于:中古史研究資訊微信公衆號

 

作者: 岩﨑力 

出版社: 汲古書院 

副标题: 汲古叢書153

出版年: 2018-12-19

页数: 832

定价: 本体18,000円+税 

ISBN: 9784762960529

 

作者简介:岩﨑 力(いわさき つとむ),1947年 神奈川県横浜市に生まれる。1977年 中央大学大学院文学研究科東洋史学専攻博士課程単位取得退学。2008年 中央大学より学位博士(史学)を授与される。元神奈川県立高校教諭 

主要論文: 

「宋代河西チベット族と仏教」(『東洋史研究』第46巻第1号、1987年) 

A Study ofHo-hsi河西 Tibetans during the Northern Sung Dynasty」(MEMORIS OFTHE RESERCH DEPARTMENT OF THE TOYO BUNKO No.44. 1986. 

The TibetanTribes of Ho-his and Buddhism during the Northern Sung Period」(ACTAASIATICA BULLETIN OF THE INSTITUTE OF EASTERN CULTURE 64. 1993. 

 

目录 

 

序文 

 

第一部  

建国前史のタングートについて 

 

はじめに 

一 宕昌と初期タングート諸大姓 

二 唐のタングート羈縻政策 

三 八世紀タングート大姓の実態と羈縻都督府、州 

四 九世紀拓抜平夏部と河西党項の実態 

五 九世紀周辺諸民族の動向とタングートの擾乱 

六 吐蕃王国の崩壊とタングート諸部族 

七 宣宗朝のタングート対策 

おわりに 

 

第二章 夏州定難軍節度使の建置と前後の政情 

はじめに 

一 沙陀部李克用の抬頭 

二 拓抜思恭の軌跡 

三 定難軍拓抜平夏部と河西タングート 

おわりに 

 

第三章 唐最晩期のタングートの動向 

はじめに 

一 拓抜李氏の鄜延路進出 

二 李茂貞追討問題と河西タングートの帰趨 

三 拓抜李氏勢力の消長 

四 再び河西タングートについて 

おわりに 

 

第四章 五代のタングートについて 

はじめに 

一 夏州定難軍節度使の復興 

二 タングート系節度使の輩出 

三 野利氏と河西タングートの動向 

四 五代後半の夏州定難軍節度使 

おわりに 

 

第五章 夏州定難軍節度使の終焉と豊州蔵才族の抬頭 

はじめに 

一 宋初のタングート諸部族情勢 

(一)拓抜氏夏州定難軍節度使について 

(二)定難軍周辺のタングート諸部族について 

二 豊州蔵才族の勃興 

三 定難軍節度使の終局 

おわりに 

附図 

 

第二部  

李継遷の建国運動始末 

 

第一章 李継遷の登場 

はじめに 

一 李継遷の崛起 

二 綏州獲得作戦の失敗 

三 大姓野利氏との結合 

おわりに 

 

第二章 李継遷の外交戦略 

はじめに 

一 遼との結合 

二 宋の定難軍節度使の再置と李継遷の賜姓 

三 李継捧の遼内附事件と青白塩問題 

おわりに 

 

第三章 李継遷の苦闘 

はじめに 

一 夏州城占領作戦の失敗 

二 第一次休戦協定と張浦の抑留 

三 鄭文宝の西北辺対策 

四 霊州攻防戦と宋の五路進行作戦 

おわりに 

 

第四章 李継遷の領域経営と北部河西タングート諸部族の帰趨 

はじめに 

一 第二次休戦協定の締結 

二 遼の南伐便乗作戦の展開 

三 北部河西タングート諸部族をめぐる三勢力の角逐 

 

第五章 李継遷の憑陵と挫折 

一 霊州攻略戦の再開 

二 霊州攻略の達成 

三 大攻勢の展開 

四 建国運動の光と影 

五 李継遷の見はてぬ夢 

おわりに 

 

第三部  

西夏の建国 

 

第一章 李徳明の選択 

はじめに 

一 条約交渉の開始と宋の蕃部切り崩し策 

二 藩羅支の暗殺 

三 条約交渉の曲折 

四 講和条約の締結 

五 李徳明の対宋対遼外交 

(一)対宋関係 

(二)対遼関係 

六 交易の実態と宋の対応 

(一)榷場貿易 

(二)進奉使貿易 

(三)密貿易 

七 李徳明の西方経営 

八 李徳明の選択 

おわりに 

 

第二章 李元昊の西夏建国 

一 李徳明の死亡と李元昊の政権獲得の謎 

二 対宗哥族大戦争の決行 

三 粛清事件の続発 

四 建国の達成 

五 対宋戦争の展開と目的 

六 新条約の締結 

七 最後の粛清事件と李元昊専制政治の結末 

おわりに 

 

総括 

あとがき:迂遠の道を辿って 

索引